LST(リキッド・ステーキング・トークン)は、ステーク・アカウントとステーキング報酬をトークン化したものです。
通常のステーキングでは、開始にも解除にも次のエポック(約2日)の開始まで待つ必要があります。
このような不便を解消するため、ステーク・アカウントのプールを作り、SOLやステーク・アカウントを預け入れる代わりにプールの持分として発行されるトークンがLSTです。
SolanaにおけるLSTの実績APY・発行額の一覧は、当サイトのLSTランキングでご確認いただけます。
pico🙄.solバリデータは、picoSOLというLSTからステーキングの委任を受けています。
picoSOLはSanctumが管理するLSTで、JupiterやSanctum swapなどから取得するだけで簡単にステーキング報酬を享受できます。
ステーキング報酬はpicoSOL LSTプール内に貯まっていくため、報酬相当額はpicoSOLの価格上昇として反映されます。
売却したくなった場合はJupiterやSanctum swapでいつでも売却できます。ステーク・アカウントとして引き出して次エポックにSOL化する(withdraw stake)ことも可能です。
| SOL預入れ手数料 | 0% |
| ステーク預入れ手数料 | 0% |
| SOL引出し手数料 | 0.1% |
| ステーク引出し手数料 | 0.1% |
| エポック報酬手数料 | 2.5% |
※ オンチェーンのプール設定から取得した現在値です。
picoSOLはSPLトークンの一種なので、ステーキング利回りに加えて、Orca WhirlpoolなどのDeFiで流動性を供給して手数料収入を得ることもできます。
ステークプールプログラムは、SPL(Solana Program Library)のステークプールプログラムをSanctumがフォークし、シングルバリデータ用に機能を必要最小限に絞ったものです。
プログラム上、プール管理者(Sanctum)であってもプール内のSOLやステーク・アカウントを取り出すことはできず、LSTのburnと引き換えでのみ引き出せる設計です。
SPLのステークプールプログラムは監査を受けていますが、監査でも見落とされた重大なバグが存在する可能性はあります。
Sanctumステークプールプログラムのアドレスは SP12tWFxD9oJsVWNavTTBZvMbA6gkAmxtVgxdqvyvhY で、GitHubで公開されています。
Sanctumのステークプールプログラムはマルチシグを採用していますが、参加者の共謀やすべての秘密鍵の漏洩があった場合、悪意あるプログラムに改変されるリスクがあります(Sanctumマルチシグの詳細)。
バリデータはステーク・アカウントの委任を受けるのみで、アカウント内のSOLにアクセスすることはできません。
また、Solanaではスラッシングは採用されておらず、ステークしたSOL自体が毀損することはありません。
ただし、バリデータがコミッションを100%に引き上げる等により、獲得できるステーク報酬が0になるリスクはあります。
picoSOL LSTプール内のステーク・アカウントはいつでもオンチェーンで確認できます。
ステークアカウント (active): ALkqRsYmCtWE1hx6VQPqtwnxwA8ymB5h8FzBNrF32SSN
ステークアカウント (activating): EqYsa5gM97LCNTUxKQVTLjju3HptFAwWDRgZ1MPwNQqY
ステークアカウント (inactive): 2ArodFTZhNqVWJT92qEGDxigAvouSo1kfgfEcC3KEWUK
withdraw stakeをすると、ステークプール内のステーク・アカウントが切り出され、ユーザーのステーク・アカウントが新たに作成されます。
Sanctumのstake accountsページやPhantom、Solflareなどで確認できます。
上記はpicoSOLトークンおよびSolanaにおけるLSTの仕組みを解説するものであり、トークンの取得等を勧誘・推奨するものではありません。
オンチェーンデータや各種サイト等で仕組みをよくご確認の上、取得する際はご自身でご判断ください。
pico🙄.solはバリデータであり、picoSOL LSTはSanctumが管理するシングルバリデータLSTです。